バイオレンス邦画『孤狼の血』はおすすめ映画。続編が公開される前に見るべし

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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今日、ご紹介するのは、
おすすめバイオレンス映画邦画「孤狼の血(ころうのち)」です。

映画「孤狼の血」は2018年5月12日に公開されたおすすめ日本映画。
R15+指定。

上映時間は127分。

邦画「孤狼の血」は柚月裕子による長編警察小説が原作。
(長編警察小説シリーズ第1作目を映画化。小説「孤狼の血」は第69回日本推理作家協会賞受賞作。シリーズ3作完結)

1988年(昭和63年)、広島のある地方都市を舞台に”暴力団対策法”が施行される以前の暴力団同士の抗争や金融会社社員の失踪事件を追う刑事たちを描いたバイオレンス映画です。

(”暴力団対策法”とは、暴力団の対立抗争や民事介入における暴力など反社会的行為による被害から国民を守るため,1991年に制定公布されて翌年1992年3月1日から施行された法律。「暴対法」と略されたりします)

この邦画「孤狼の血」は、すでに続編が決定しました。
(わくわく。それだけ、反響が大きかったということ)

ナイトメアシンジ
ヤクザ映画「仁義なき戦い」へのオマージュを込めたベストセラー小説ですから、エンターテイメント映画がお好きな方には超おすすめです。

監督は白石和彌監督。
(お時間あれば、映画「凶悪」レビューを御覧下さい)

脚本を手がけたのは、高橋伴明、西谷弘、犬童一心など多くの監督の作品に助監督・監督補をしてきた池上純哉。
(相棒 season 13 ~15で脚本担当の一人。これからの活躍に益々の期待がかかる)

キャストも豪華です。

己の信念で突き進む法律無視の過激な暴力班捜査係刑事、大上章吾巡査部長を役所広司。
(熱演。代表作になるのは間違いない)

役所広司の部下に配属されるエリート、日岡秀一巡査に松坂桃李。
「クラブ梨子」のママで大上の良き理解者、高木里佳子に真木よう子。
(やっぱ、情念の女を演じさせたら上手い)

広島県警監察官、嵯峨大輔を滝藤賢一。
そのほか、中村獅童、竹野内豊にピエール瀧。
(白石監督はお気に入りだったに違いない。だからこそ、残念。役者としての存在感は素晴らしい)

石橋蓮司。
(ヤクザ映画には欠かせない)

そして、江口洋介。
(ヤクザみたいな”はみ出し者役”をやらせたら天下一品。江口洋介の右に出る役者はまずいないだろう。2002年映画「凶気の桜」で殺し屋役を演じて当時、”飛ぶ鳥を落とす勢い”の主演の窪塚洋介を完全に喰ってたし)

怪人役者嶋田久作と売れっ子中村倫也など多数。

では、では、
超おすすめバイオレンス邦画「孤狼の血」のあらすじをカッコ良く、導入部だけご紹介します。

超おすすめバイオレンス邦画「孤狼の血」あらすじ

昭和63年、広島の呉原市では、暴力団「尾谷組」と巨大組織「五十子会」を後ろ盾に進出してきた新興暴力団「加古村組」が一触即発の状態で睨み合っていた。そんな中、呉原東署に赴任してきたエリート新人刑事の日岡秀一は、凄腕と評されながら、ヤクザとの癒着を噂されるマル暴のベテラン刑事・大上章吾の下に配属される。

赴任早々、加古村組系列のフロント企業の経理担当が失踪する事件が発生する。
暴力団絡みの殺人事件と睨んだ大上は、日岡を引き連れて強引な捜査を開始する。
暴力団同士の抗争を止めるために奔走する大上。

戸惑いながら、大上と行動をともにする日岡に本当の試練が訪れる。
正義とは、信念とは…。

ここから先は是非、御覧あれ。
(バイオレンス邦画「孤狼の血」見たくなりました?)

ここからはややネタバレあり。

映画「孤狼の血」のおすすめ度

ナイトメアシンジ
「仁義なき戦い」と「新宿鮫」を掛け合わせたような映画です。それに加えて、日岡の刑事としての成長物語をプラスしていますから、面白くないわけがありません。
(間違いなく松坂桃李が俳優としての次のステップに上がったに違いない作品)

事実、第42回日本アカデミー賞では、「孤狼の血」は優秀賞で最多12部門を受賞。
役所広司は最優秀主演男優賞。松坂桃李は最優秀助演男優賞に輝いています。
(最優秀美術賞に今村力、最優秀録音賞に浦田和治が選出されています)

しかし、筆者が特に印象に残ったのは、怪我をした日岡の手当てをさせられる薬剤師
岡田桃子役の阿部純子。
(登場時とラストの”演じ分け”が、もう素晴らしすぎる。たぶん、天才)

これから、注目すべき若手女優ですので、ご紹介させてください。


出典元:eiga.com

阿部純子は1993年5月7日大阪府生まれ。
小学生の時にスカウトされて、阪急百貨店の広告モデルとしてデビュー。
中学時代にはファッション誌『Hana* chu→』のモデルを務める。
2010年、映画「リアル鬼ごっこ2」でヒロインに抜擢、映画デビュー。
役名吉永淳を芸名にする。
映画「リアル鬼ごっこ2」の監督柴田一成には”必ず日本を代表する女優の一人になる”と高く評価される。
オーディションに選ばれた村上虹郎とともに2014年の河瀬直美監督映画「2つ目の窓」に出演し、第4回サハリン国際映画祭主演女優賞、第29回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。その後、所属事務所を辞め、2014年8月に渡米、ニューヨーク大学演劇科で学ぶ。
2015年帰国、芸名を本名の阿部純子に戻し、芸能活動再会。
NHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインの友人、中田綾役に選ばれる。
映画「孤狼の血」でおおさかシネマフェスティバル2019で助演女優賞受賞。

阿部純子。
これから目の離せないおすすめ女優です。

映画「孤狼の血」のバイオレンス度

ナイトメアシンジ

R15+指定の通り、バイオレンス度はかなり高いです。
”警察だから、何やってもええんじゃ!”という役所広司を筆頭にアクション・シーン満載。
(日本バイオレンス映画に残るな)

カタルシスも味わえます。
(松坂桃李、よくやった!シーン、クライマックスにあります)

久しぶりの”東映らしい映画”です。

映画「孤狼の血」に対する
”「アウトレイジ」に対する東映の答えですね”という古館伊知郎の言葉が、すべてを物語っています。

全編、疾走するがごとくの役所広司と松坂桃李の演出とカメラ・ワークはお見事。
絶対に見るべし。

”今宵も悪夢は世界のどこかで誰かが見る”

(ナイトメア・シンジ)

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大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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