映画『レクイエム・フォー・ドリーム』は晴れた日に見るトラウマ映画

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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今日、ご紹介するのは、
トラウマ必死の落ち込む映画no. 1 と呼び声高いトラウマ洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」です。

原題はRequiem for a Dream(夢へのレクイエム)

トラウマ映画洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」は、2000年10月27日に公開されたアメリカ映画です。日本では、2001年7月7日に公開されています。

この洋画「レイクエム・フォー・ドリーム」普通の市井(しせい)の人々が、ドラッグに手を染め、人生を壊してゆく様を描いています。原作は脚本も手がけたヒューバート・セルビー・ジュニアの同名小説。

上映時間は102分。 監督はダーレン・アロノフスキー。

1969年2月12日 生まれのアメリカの映画監督・脚本家。

1998年のサンダンス映画祭において映画「π」で最優秀監督賞を受賞しています。

(映画「π」について特集記事書いています。お時間あれば、ご一読ください)

ダーレン・アロノフスキー監督は2008年公開のミッキー・ローク主演映画「レスラー」で第65回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞。

2010年公開のナタリー・ポートマン主演映画「ブラック・スワン」でアカデミー監督賞にノミネートされています。(ダーレンアロノフスキーは才能ある監督です)

そして、この映画「レクイエム・フォー・ドリーム」でエレン・バースティンがインディペンデント・スピリット賞主演女優賞受賞、アカデミー主演女優賞にノミネート。

ジェニファー・コネリーもインディペンデント・スピリット賞助演女優賞にノミネートされています。

トラウマ映画「レクイエム・フォー・ドリーム」の出演者について少し詳しく解説

ハリー・ゴールドファーブ役にジャレッド・レト。(2013年映画「ダラス・バイヤーズ・クラブ」で、トランスジェンダーのレイヨン役でアカデミー助演男優賞を受賞)

ハリーの母親サラ・ゴールドファーブはエレン・バースティン。(1974年映画「アリスの恋」で歌手を目指す子連れの未亡人を演じ、アカデミー主演女優賞を受賞)

ハリーの恋人マリオン・シルヴァーをジェニファー・コネリー。(2001年映画「ビューティフル・マインド」でアカデミー助演女優賞受賞。アリシア役は儲け役。いやいや、筆者には、1984年映画「ワンス・アポン・タイム・イン・アメリカ」のデボラかな。いや、1985年ダリオ・アルジェントの「フェノミナ」も捨てがたい!美人)

ハリーの友人のタイロン・ラヴをマーロン・ウェイアンズ。(2000年に兄のショーンらと共同で脚本を書いたパロディ映画「最終絶叫計画」が大ヒット)

では、トラウマ映画 洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」のあらすじを紹介します。ラストまで。

トラウマ必死の「レクイエム・フォー・ドリーム」あらすじ

コニー・アイランドの集合住宅に住む未亡人のサラは、一人息子のハリーと暮らしている。ハリーは高校を卒業したものの定職に就いていない。サラもまた、家に閉じこもり、一日中、テレビを観るだけの生活を送っている。

そんなサラのもとに視聴者参加型番組から当選電話がかかってくる。思い出の赤いドレスで出演しようと夢見るサラ。だが、毎日、部屋で過ごすだけの太った今の身体ではドレスを着ることができない。サラは食事制限を試みるがうまくいかず、友人に紹介された開業医にダイエット・ピルを処方してもらう。

一方、ハリーは友人タイロンと麻薬の売人を始め、その売り上げで、ハリーはデザイナー志望の恋人マリオンとブティックを経営する夢を描き、タイロンはゲットーからの脱出を夢見る。

ハリーは、サラの落ち着かない様子や歯ぎしりから、ダイエット・ピルが覚醒剤であることに気づきやめさせようとするが、サラは耳を貸さない。サラの体重は見る見るうちに減っていくが、次第にダイエット薬に依存しすぎて中毒に。

順調だったハリーとタイロンのヘロイン密売も次第にうまくいかなくなり、挙句の果てにマフィアの抗争に巻き込まれてタイロンが逮捕され、その保釈金のために二人は儲けをすべて失ってしまう。ハリー、恋人のマリオン、タイロン、それぞれが薬物に溺れるようになる。

新たな薬物売買の市場を求めて、ハリーとタイロンはフロリダへ向かう。道中、タイロンの心配をよそにハリーはヘロイン注射を繰り返す。マリオンは、麻薬欲しさに売春をし、やがて地下クラブで凌辱プレイの見世物となる。

ハリーは左腕の細菌感染の痛みから病院へ収容、付き添ったタイロンも通報されて投獄されてしまう。一向に番組から連絡のないことにしびれを切らしたサラは赤いドレスを着て、テレビ局に乗り込み、騒ぎを起こして強制入院措置を取られる。

タイロンは白人の看守に罵られながら、日々強制労労働を強いられる。ハリーはやむなく左腕を切り落とされる。

様々な治療薬を試すが効き目のないサラには、電気ショック療法が試される。

ラスト。ハリーは病室に横たわったまま、自分の今の姿に激しい後悔をし、サラはベッドで再びテレビ出演の夢を見る。マリオンは凌辱プレイの報酬で得たヘロインを握りしめて部屋の天井を見上げ、タイロンは懲罰による強制労働で疲弊して眠りにつく…。

(トラウマ映画でしょ?)

トラウマ映画洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」2009年にイギリスの映画雑誌「エンパイア」が発表した「落ち込む映画」ランキングで第1位に選ばれました。

映画「レクイエム・フォー・ドリーム」は誰も救われない映画です。

劇中に流れるテーマ曲は”心にささくれ”を作る名曲。
(一度は耳にしたことがあるはず)

映画「レクイエム・フォー・ドリーム」は、それでも見るべき映画です。

ダーレンアロノフスキー監督お得意の”寄りのシーン”とカット数の多さ、編集の巧みさは最後まで見るものを惹きつけて離しません。

(これだけたくさん撮ってもらえたら、役者冥利につきるな)

最後、サラもマリオネットもタイラーも胎児のように身体を丸めて眠りにつきます。
(この体勢は不安やストレスを現すとも言われている)

トラウマ必死で希望のない映画「レクイエム・フォー・ドリーム」は”昼間の晴れた日”に見るのが、おすすめ。

見終わった後、
青空を見上げて、落ちた気分を取り戻しましょう。

「トラウマ映画洋画「レクイエム・フォー・ドリーム」」を最後まで読んで下さった皆様

皆さん、ホラー王子(ナイトメアリュウタ)の兄貴分で脚本家・演出家・演技トレーナー・映画評論者のナイトメアシンジです。

記事を最後まで読んでくれた方にオススメしたい映画がありますのでコチラの記事も併せて読んでみて下さい→邦画『インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜』はオクラ入りになりかかった最恐トラウマ映画

(ナイトメア・シンジ)

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大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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