海外カルト映画『ドニー・ダーコ』は摩訶不思議な映画

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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今日、ご紹介するのは、海外カルト映画「ドニー・ダーコ」です。

カルト映画だから、不思議なのは当たり前と言われそうですが、この映画「ドニー・ダーコ」は、エピソードが錯綜していて過去に逆行する物語なのです。

公開当時、”リバース・ムービー”と呼ばれました。
映画タイトルの「ドニー・ダーコ」は主人公の名前です。

海外映画「ドニーダーコ」はアメリカsf映画。
本国アメリカ公開は2001年1月19日。
日本では、同年8月31日に公開されました。

海外映画「ドニー・ダーコ」の監督・脚本はリチャード・ケリー。

他に、脚本・監督作品としては、映画「運命のボタン」(ハラハラドキドキのリチャード・マシスン原作!)などがあります。

また、映画「ドニー・ダーコ」には出演もしているドリュー・バリモアが制作総指揮に名を連ねています。
(ドリュー・バリモアの参加する映画に駄作なし!筆者の勝手な格言)

海外映画「ドニー・ダーコ」の上映時間は113分。

主演は2006年には、映画「ブロークバック・マウンテン」で苦悩するゲイの青年役でアカデミー助演男優賞にノミネートされるジェイク・ギレンホール。

他にも、映画「ゴースト/ニューヨークの幻」のパトリック・スエイジ。
テレビシリーズ「ER緊急救命室」のジョン・カーター役で有名なノア・ワイリー。
主人公、ドニー・ダーコの姉エリザベス役はジェイク・ギレンホールの実姉のマギー・ギレンホールが演じています。

では、難解なカルト映画「ドニーダーコ」のあらすじを紹介していきましょう。

カルト映画「ドニーダーコ」あらすじ

舞台は1988年のアメリカ。マサチューセッツ州ミドルセックスに住む高校生ドニー・ダーコ。ドニーは、精神に問題を抱えていて、カウンセリングを受け、薬を処方してもらっている。

10月2日の夜、ドニーの前にフランクと名乗る銀色のウサギが現われ、「世界の終わりまで、あと28日と6時間と42分12秒しかない」と告げられる。翌朝、ゴルフ場で目覚めたドニーが家に戻ると、自分の部屋を落下した飛行機のエンジン直撃、大破していた。

だが、そのエンジンを落とした飛行機はどうやら、見つからないようだ。九死に一生を得たドニーは物理の教師モニトフと、”タイム・トラベルと運命”について話す。モニトフは、ドニーの家の近所に住む「死神オババ」と呼ばれ、変人と思われている

スパロウが書いた「タイムトラベルの哲学」という本を勧める。ある夜、フランクからの指示でドニーは学校に忍び込み、水道管を破壊して校内を水浸しにする。翌日は授業が休講になり、ドニーは転校生・グレッチェンとつきあうことになる。

次にドニーはグレッチェンとの映画館デートで彼女が寝ている間を抜け出し利用し、自己啓発セラピストのジム・カニングハムの家に放火する。焼け跡から「児童ポルノの館」が見つかり、、ジム・カニングハムは逮捕される。

ダンスチーム顧問である教師のファーマーは、ジムが無実の罪にとらわれていると信じ、行動を起こす為、ドニーの妹がセンターを務めるダンスチームの引率の代役をドニーの母親に依頼する。ハロウィンの夜、両親の不在を利用して、ドニーの家でエリザベスの大学合格祝いのパーティーが催される。

ドニーは、パーティを抜け出し、グレッチェンと友人と共にスパロウ家の「地下室の扉」へ向かう。だが、ドニーたちはスパロウの家で強盗と遭遇、グレッチェンは乱暴されて転倒。グレッチェンは走ってきた車に誤って轢き殺されてしまう。

動揺して車から降りてきたエリザベスの友人でフランクという名の若者の右目を、ドニーは拳銃で撃つ。ドニーはグレッチェンの遺体を車に乗せ走り出す。

翌朝、空に時空の切れ目らしい黒い雲が空に浮かんでいるのを見つけるドニー。ドニーは自分の部屋に戻ることにする。その部屋をドニーの母と妹が乗った飛行機から落ちたエンジンが直撃する…。

海外映画「ドニーダーコ」のどこがカルトか?

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それぞれのエピソードが過去と現在で複雑に絡まりあっている。
ホントにリバース・シーンのてんこもりです。
ここがカルト。

例えば、

映画館デートで眠っているグレッチェンの横に現れる銀色のウサギ、フランクが被り物を脱ぐと、右目が打ち抜かれているのがわかる。(ラスト近く、フランクは銀色ウサギのハロウィン仮装でグレッチェンを轢いた車から降りて来て、怒りに我を忘れたドニーに右目を打ち抜かれる)

他にもいろいろ。

後は見てのお楽しみ。

ラストの”手振り”(詳しくは書きません)はそれぞれ意見が分かれるかもしれません。
(まさにSFカルトらしい終わりと筆者は考える)

リチャード・ケリーがこの海外カルト映画「ドニーダーコ」を撮ったのは弱冠26歳。”幾通りかの解釈が出来るように作った”と答えています。
(大した奴)

そうそう、
ドニーの心理カウンセラーの医師役はあの「卒業」のキャサリン・ロス。
時の流れを感じます。

ヒロインのグレッチェン役のジェナ・マローンは「ハンガー・ゲーム」にも出ているらしいです。
(筆者の好みじゃないので、わかりませんでした)

ドリュー・バリモアについて話しておくと、映画「E.T.」はもちろん、「ウェディング・シンガー」「50回目のファースト・キス」など数々の良作に出演。

映画「ドニー・ダーコ」では、グレアム・グリーン(共産党に傾倒した作家。「第三の男」でも有名)の小説を授業で教え、”反社会的”というレッテルを貼られる教師役を演じています。

ドリュー・バリモアの登場シーンも、意味深な台詞や思わせぶりな表情が多く、海外カルト映画「ドニー・ダーコ」は興味がつきません。

「海外カルト映画『ドニー・ダーコ』は摩訶不思議な映画」を最後まで読んで下さった皆様へ

皆さん、ホラー王子(ナイトメアリュウタ)の兄貴分。ナイトメアシンジです。最後まで読んでくれた方にオススメしたい映画がありますのでコチラの記事も併せて読んでみて下さい→海外カルト映画『ショーシャンクの空に』について、今だから話そう

(ナイトメア・シンジ)

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