海外で評価の高いカルト映画『ウィズネイルと僕』は面白い映画なのか?

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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海外映画「ウィズネイルと僕」は1987年4月10日に封切られたイギリス映画です。
日本では1991年5月4日に一部の劇場で公開されました。

映画「ウィズネイルと僕」は英国トータル・フィルム誌「史上最高のカルト映画34本」、ガーディアン紙「最近25年のイギリス映画トップ25」に選ばれています。

監督は、映画「キリング・フィールド」の脚本、ジョニー・デップ主演の「ラム・ダイアリー」の監督、脚本のブルース・ロビンソン。

制作にはザ・ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリスンの名前もあります。

主演はポール・マッギャン。リチャード・E・グラント。
(知りませんでした。勉強不足ですいません)

リチャード・グリフィスも出演しています。
(こちらは知ってます。ハリー・ポッターシリーズのハリーの叔父バーノン・ダーズリー役)

英国トータル・フィルム誌「史上最高のカルト映画34本」では5位に、ガーディアン紙「最近25年のイギリス映画トップ25」では2位に選ばれています。

2014年、惜しまれつつ、閉館した吉祥寺のバウスシアターのクロージング作品でもあります。
(もう、現在は一部を除いてシネコンしか残ってないなー)

海外映画「ウィズネイルと僕」あらすじ

映画評論家兼、舞台演出家のナイトメアシンジです。まず『ウィズネイルと僕』ってなに?という人のために【あらすじ】を紹介していきましょう!では海外映画「ウィズネイルと僕」のあらすじを、ぱぱっと紹介していきます。

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イギリスの経済が停滞していた1960年代末。「僕」はウィズネイルと、ロンドンのダウンタウンの汚くて狭いアパートで暮らしている。

「僕」とウィズネイルは二人とも役者志望。自分の才能を信じながらも、酒とドラッグに溺れ、「僕」とウィズネイルは極貧生活を続けている毎日。

そんなある日、ウィズネイルは「僕」に旅行の計画持ちかける。資産家でウィズネイルの叔父である、モンティの別荘を借りようというのだ。

「僕」はモンティが苦手で気が進まなかったものの、閉塞したダウンタウンの生活から抜け出したい一心で同意する。悪天候の中、どうにか別荘にたどり着く「僕」とウィズネイルだが、貧乏な為、まともな食事にもありつけない。

薪も用意できず、寒さに凍える「僕」とウィズネイル。そこへ、別荘の主であるモンティがひょいと訪れ、「僕」とウィズネイルは食事と酒にありつくことに成功する。ウィズネイルが、いたずら心からモンティに「僕」がゲイだと嘘を吹き込むと、その夜、叔父は「僕」の寝室に忍び込む。

間一髪のところで、ウィズネイルが現れ、「僕」は貞操を守る。翌朝、叔父は気まずさから別荘を出ていく。ウィズネイルと「僕」との間にも、微妙な空気感が漂い始める。自己中心的で尊大な態度のウィズネイルはそんな雰囲気を微妙に察知する。

ウィズネイルと「僕」がロンドンへ戻ると、大役のオーディションの話が舞い込む。無事、役を仕留めた「僕」は、ウィズネイルとの怠惰な生活から離れる決意を固める。旅だちの日、雨の中、ウィズネイルは「僕」を待っていた。

「僕」はウィズネイルの差し出した酒を断る。「僕」を見送ったウィズネイルは、降りしきる雨の中、公園で一人、ハムレットを演じる…。

映画「ウィズネイルと僕」はカルト映画なのか?

イギリス本国だけでなく、アメリカでもカルト的な人気作品とのことです。

ブルース・ロビンソンの映画「ラム・ダイアリー」の主役で、製作も兼ねているジョニー・デップは、この映画「ウィズネイルと僕」について、「これは完璧な映画だ。僕が死ぬ前に最後に見たい。」と答えている。(ジョニー・デップも10代の頃、酒とドラッグに溺れていた時期があるから共感するんだろうか?)

不思議な海外映画だと思います。

ウィズネイルと「僕」の年齢なら、フツー女の子に夢中なのに、ウィズネイルと「僕」にはそんなことは微塵も感じられない。
終始、男祭り。
カルトだ。うん。

友情と決裂、旅立ちのお話。
女性ウケする映画には間違いない。
筆者には、今ひとつ、心に響くことはありませんでした。
(残念)

カルト映画だから、千差万別あっていい。

興味深いのはタイトルです。
原題も「ウィズネイルと僕」
「僕とウィズネイル」ではありません。

これは、ウィズネイルに憧れ、振り回され、やがて卒業していく「僕」のお話なのかもしれません。女の子が一人のワガママな男を愛し、やがて、成長を遂げて、巣立ちの日を迎える…ような。

だとすると、だとするよな。
決まり。

強引な終わり方ですいません。

皆さんはどう思いますか?

(今回はズルい終わり方ですいません)

「海外で評価の高いカルト映画『ウィズネイルと僕』は面白い映画なのか?」を最後まで読んで下さった皆様へ

皆さん、ホラー王子(ナイトメアリュウタ)の兄貴分。ナイトメアシンジです。最後まで読んでくれた方にオススメしたい映画がありますのでコチラの記事も併せて読んでみて下さい→海外カルト映画『人生狂騒曲』はどうして劇場公開されなかったか?考えてみた

(ナイトメア・シンジ)

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大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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