海外カルト映画『レポマン』映画ファンなら、ここを見ろ!

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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今日、ご紹介するのは海外カルト映画「レポマン」です。
1984年制作の映画で、日本では1987年1月31日公開されています。
アレックス・コックスのデビュー作でもあります。

アレックス・コックスは映画「レポマン」では監督・脚本を担当しています。アレックス・コックスといえば、この映画「レポマン」の2年後、セックス・ピストルズのベーシストだったシド・ヴィシャスと恋人のナンシー・スパンゲンの過激な愛を描いた「シド・アンド・ナンシー」で一躍有名になります。

出演は青春西部劇映画「ヤングガン」のエミリオ・エステベス。(父はマーティーン・シーン。弟はお騒がせ俳優チャーリー・シーン)

そして、2017年9月15日に惜しまれつつ、この世を去ったハリー・ディーン・スタントン。(「エイリアン」のブレッド役、「パリ、テキサス」のトラヴィス役、「ストレイト・ストーリー」のライル役などが筆者には印象に残ります。海外映画の名脇役がスターダムに上っていく様がいい!)

製作は元モンキーズでメンバーで、音楽プロディューサーのマイケル・ネスミス。

もう、ここまででカルトの予感。
それも海外良作カルトの。
上映時間は92分。

では、映画「レポマン」のあらすじをご紹介。

海外映画「レポマン」あらすじ

映画評論家兼、舞台演出家のナイトメアシンジです。
まずカルト映画 海外『レポマン』ってなに?という人のために【あらすじ】を紹介していきましょう

砂漠地帯の真っ直ぐに伸びたハイウェイ。パーネルという男がスピード違反で白バイ警官に停められる。警官がトランクを調べようとして開けたとたん、警官はブーツだけ残し、消滅してしまう。という冒頭シーンから始まる…

パンク少年オットーは、勤めていたスーパーマーケットをクビになり、車に乗った男、バッドと知り合う。バットの仕事は、ローンを支払わない客の車を盗み出すこと。”REPOSSESS MAN”通称レポマン。

その頃、政府の科学者たちは、警官が消滅した地域を調査していた。彼らは、ロボトミー手術された原子科学者パーネルと車に積み込まれた4人の宇宙人の死体を追っていたのだった。やがて、金に困ったオットーはレポマンとして、バッドの風変わりな仲間たちと一緒に仕事をすることになる。

折も折、パーネルの車、64年型のシェビー・マリブには2万ドルの賞金がかけられ、レポマンたちや商売仇のロドリゲス兄弟が動き出す。バーネルがトイレに入っているすきに、ロドリゲス兄弟がパーネルの車を盗み出すと、今度は、ロドリゲス兄弟が電話している間に、オットーの不良仲間のデビー、デュークらがパーネルの車を盗み返す。

だが、トランクを開けたデビーらの仲間のl人も消滅する。再び車を盗り戻したパーネルだったが、彼は衰弱していて、偶然車を見つけて乗り込んで来たオットーの目の前で死んでしまう。死体を捨ててレポマン仲間のパーティに向かうオットー。

だが、パーティから帰ると車はなくなっていた。バッドがこっそり持っていったのだ。オットーはバッドに会うが、強盗騒ぎにまき込まれ、バッドは胸を撃たれ、オットーは科学者グループに連れ去られる。

拷問を受けているオットーをレポマンたちが救け出し、バッドの入院する病院へと向かう。バッドを連れ出そうとすると、追って来た科学者グループと撃ち合いになる。

発光しはじめたパーネルの車で事務所の駐車場まで逃げもどるオットー。科学者たちが恐る恐る近寄るが、車は光を放ち火花をちらし誰も寄せつけない。やがて運転できないはず野掃除屋のミラーが車に乗り込み、オットーを誘う。2人を乗せた車は、空高く飛びたつのだった……。

海外カルト映画「レポマン」のどこが凄い?

オープニング。
パーネルの車を追う白バイ警官の後姿。
パーネルの車に接近、路肩に寄せるように合図する警官。
パーネルの車内からの警官の姿のヨリのショット。
車を止めるパーネルとオートバイを降りた警官が近づく引き絵。
パーネルの車から近づく警官が見えるヨリのショット。
そのまま、パーネルの車のサイドガラスを叩く警官。
背中越しの引きの絵。

この緻密なカットの応酬がすでにセンス抜群。とても、デビュー作とは思えないアレックス・コックスの腕前です。

アクションかと思いきや、SF。
ストーリーも奇抜。

ニューヨークだけでなく海外、ロンドンでも大ヒットを記録したのも納得。

カルト映画の中には、こういう素晴らしい演出とカットを積み重ねる監督もいます。
テーマ曲を手がけたイギー・ポップの曲も素晴らしい。

SFとパンクはやはり合う。

レポマン」は見るべきカルト映画

センスのいいと思う人は見とけば?
いや、見なさい。

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「海外カルト映画『レポマン』映画ファンなら、ここを見ろ!」を最後まで読んで下さった皆様へ

皆さん、ホラー王子(ナイトメアリュウタ)の兄貴分。ナイトメアシンジです。最後まで読んでくれた方にオススメしたい映画がありますのでコチラの記事も併せて読んでみて下さい→海外カルト映画『小人の饗宴』は、ぼーっと生きてるなら、見てもいいかも…

(ナイトメア・シンジ)

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