格闘シーンがすごいと話題のアクション映画『シャドーオブナイト』はハリウッドでもなく香港でも韓国でもなく、中国でもない。まして、日本でもない。そう。インドネシア産

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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長いタイトルですいません。

「シャドーオブナイト」インドネシア映画

今日ご紹介する映画「シャドーオブナイト」は2018年公開のインドネシア映画です。
上映時間は121分。

アクション映画にしては、チト長いのでは?と警戒のあなた、杞憂です。
本当です。びっくり、くりくり、くりっくりです。
(ちょつとだけ、フザケてみました。すいません)

「シャドーオブナイト」は最後まで飽きずに見れます

但し、残念なお知らせもあります。本当です。(いい話と悪い話、どっちを先に伝えるか?訊ねるのを忘れててすいません)

この映画「シャドーオブナイト」は”ネットフリックス作品”です。
(ネット配信映画)

ネットフリックスって何?

という方は、「日本ではネットフリックスでしか見れないホラー映画「サイレンス」とは?」の記事から御覧下さい。

「シャドーオブナイト」の原題は「The Night Comes For Us」

アクション映画らしくないタイトルです。”私たちに夜が来る”。反語で”朝は必ずやってくる”かな

日本では劇場未公開。

筆者がネットフリックスの回し者ではないことは言っておきます

監督・脚本はティモ・ジャヤント

ティモ・ジャヤントはインドネシアの映画監督で、モー・ブラザーズの一人です。

モー・ブラザーズについては「北村一輝主演映画『KILLERSキラーズ』は何気に拾い物」の記事を御覧下さい。(メンドーですいません)

「シャドーオブナイト」の出演者をご紹介

主人公のイトウ役に元インドネシア柔道代表のジョー・タスリム。
(2013年の映画「ワイルド・スピードEURO MISSION」や後述のアクション佳作映画「ザ・レイド」にも出演)

イトウの友人のアリアンにイコ・ウワイス。
(イコ・ウワイスは2011年の映画「ザ・レイド」でアクション映画ファンにその名を刻み込んだ俳優です。おかげで”シラット”という武術も日本に知れ渡りました)

シャドーオブナイトのあらすじをご紹介しましょう。

映画「シャドーオブナイト」あらすじ

イトウは仲間を守るためにトライアッドに入る。

トライアッドとはアジアを中心に麻薬・人身売買・武器密輸などを行っている秘密組織。

トライアッドには6人の幹部たちが存在しており、それぞれが密輸ルートを守っていて「6つの大海」と呼ばれていた。

その日も、トライアッドは見せしめのために村人全員を虐殺するはずだったが、「6つの大海」の一人でもあるイトウはただ一人生き残った少女を殺すことが出来ず、反対に組織の人間たちに銃口を向けてしまう。

”反逆者”として、トライアッドに追われることになるイトウは、かっての仲間を頼ることにする。

しかし、トライアッドはイトウの昔の友人で、トライアッドに一緒に入ったアリアンにイトウの処刑を命じる…。

格闘シーンがすごい映画「シャドーオブナイト」
冒頭の10分はやや冗長です。

(やや説明的すぎ)

その後のアクションは”映画史に語り継がれる出来”と言っても過言ではありません。

精肉店の倉庫でのイトウと精肉業の裏で麻薬の売買などに手を染めている悪党達との格闘シーンはナタや銃や肉の塊を使った豪快なアクションになっています。

(コレだけ密度が高くて、緻密なカットの積み重ねなら当然、クライマックスに持ってきてもいいほど)

こんなにすごいアクション・シーンを開始20分で見せられれては、”この後どうするんだろう?”という筆者の心配をよそに最後まで様々なアクションで魅せる映画に仕上がっています。

特に謎の女殺し屋がカッコイイ。
(イトウより強い!)

 

この謎の女殺し屋とトライアッドが差し向けるレズビアンの殺し屋コンビとの死闘も見ものです。

「後悔するわよ?」「ガキ(イトウが助けた子供)って呼んだこと?」「白い服を着てきたこと」
謎の女殺し屋の宣言通り、トライアッドの殺し屋は白いシャツを鮮血に染め、絶命します。
(名シーン)

 

「シャドーオブナイト」の格闘シーンはジャッキー・チェンやスティーヴン・セガールの映画とは全く異なる

一言でいうと”グロい”。

頬を内側から切り裂く。
内臓がこぼれる。
足を切り裂く。
口に刃物を押し込む。

格闘シーンがすごい映画「シャドーオブナイト」は、いわゆる”ホラーテイスト満載のアクション”です。

気になる点がなくもない映画です

”気になる点がない映画など存在しない”けど

謎の女殺し屋は誰の指示で動いているのかとか、イトウは腹を撃たれているのに、一人で20人近くの人間をやっつけたり(まさに一人軍隊)します。

 

 

ナイトメアシンジ

トライアッドのボスや幹部は出てきません。劇中では、”幹部が来る”とは度々言っているけど、画面に出ることはありません。

また、誰と誰が「6つの大海」かわかりません。組織のレズビアンの殺し屋の3位とか5位のランク付けも謎です。

 

ラストはアメリカン・ニューシネマのように”車で敵に突っ込んでいくイトウ”のシーンで終わります。突っ込み始めたら、キリがありません。

けれど、この映画「シャドーオブナイト」の格闘シーンがすごいことは事実。

121分最後まで集中できるアクション映画

残酷描写が多いので、良い子には不向きです。

一見の価値は充分の映画「シャドーオブナイト」。
格闘シーンがすごい映画是非、御覧下さい。

”今宵も悪夢は世界のどこかで誰かが見る”

(ナイトメア・シンジ)

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大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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