日本ではネットフリックスでしか見れないホラー映画「サイレンス」とは?

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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今日ご紹介するのは、映画「サイレンス」です。

サイレンスは2016年に公開されたアメリカ映画。

日本では劇場公開はおろか、DVD化もされていません。現在はネットフリックスでしか配信されていません。

ネットフリックスとは?

Netflix(ネットフリックス、NASDAQ: NFLX)は、アメリカ合衆国のオンラインDVDレンタル及び映像ストリーミング配信事業会社。

アメリカ合衆国の主要なIT企業で、FAANGの一つである。2017年12月の時点で190ヵ国以上で配信事業を展開し、2018年の売上は157億ドル(1.57兆円)、契約者数は世界で1億2500万人。

本社はカリフォルニア州ロスガトスに置かれている。

10万種類、延べ4200万枚のDVDを保有し、レンタル向けに1,600万人の顧客を得ている。また、ストリーミング配信では既存のコンテンツに加え、独占配信やオリジナル作品も扱っている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

サイレンスを紹介したい理由は、ひとつ

”人里離れた一軒家に住む聴覚障害の女性VS殺人鬼”というシュチエーション・スリラーだからです。

映画として、筆者がワクワク、ドキドキするジャンルだからです。

この映画「サイレンス」の原題は”HUSH”。
日本語訳は、”静けさ”。”静かにさせる”、”黙らせる”、”静かにさせる”の意味もあります。

邦題のサイレンス(SILENCE)は”沈黙”。
微妙に”意味”が違います。

日本人に馴染みの深い意味の似ている言葉に置き換えた?(ハッシュは判りにくい)

HUSHが”音を立てるのをやめる”、SILENCEは”音を立てない”。

(ネットフリックス様。邦題にケチをつけてるわけではありませんよ。映画を見る限り、どちらも合っていますから)

映画「サイレンス」の監督・脚本は、マイク・フラナガン

マイク・フラナガンは1978年5月20アメリカ合衆国マサチューセッツ生まれ。

2016年のホラー映画の佳作「ウィジャビギニング~呪い襲い殺す」(すげー邦題です)の監督。

原題は”Ouija: Origin of Evil”。

ウィジャボードを使った交霊術のホラーで2014年公開の映画「呪い襲い殺す」の前日譚。

ウィジャボードとは?

”ウィジャボード(またはウィジィボード英: Ouija board)は、降霊術もしくは心霊術を崩した娯楽のために用いる文字盤。1892年にパーカー・ブラザーズ社が占い用ゲーム用品として発売した商品で[1]、ウイジャ(Ouija)とは、フランス語で「はい」を意味する Oui と、ドイツ語で「はい」を意味する Ja から作られた造語である。”

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

いわゆる、コックリさんですな。

この「ウィジャビギニング~呪い襲い殺す」(声に出すとさらにインパクトあり)も日本国内では劇場未公開作品。

2017年8月2日にDVD化されています。
(ネットフリックスでも見れる)

前作「呪い襲い殺す」を見てなくても楽しめます。ちなみに「ウィジャビギニング~呪い襲い殺す」の方が面白い。

すいません。少し脱線しました。

映画「サイレンス」は監督からも期待できる作品だということ。

映画「サイレンス」の主演マディー役はケイト・シーゲル。

(ご主人は監督のマイク・フラナガン。この映画「サイレンス」の脚本にも参加してます)

マディーを追い詰める殺人鬼を演じるのは、2007年にトニー賞を受賞しているジョン・ギャラガー・Jr。

(トニー賞とは、ブロードウェイで上演されたアメリカ合衆国の演劇、ミュージカルから選出される演劇界ではもっとも権威があるとされている賞です)

映画「サイレンス」のあらすじを、今回は”ネタバレなし”でご紹介しましょう。

「サイレンス」あらすじ

マディーは13歳の時、髄膜炎に犯されて聴力を失うが、作家としてデビュー。

今は人里離れた森の中の一軒家で暮らしている。
友人は近くに住むサラ。

サラは殺人鬼の男に追われ、マディーに助けを求めるが耳の聞こえないマディーには伝わらない。
男は次の標的をマディーに定める。

マディーが耳が聞こえないことを知った男はマディーの携帯を奪い、電力を遮断、自分の存在を知らせる。

外への連絡手段を絶たれたマディーと男との命を賭けた戦いが始まる…

プロットだけ読んでもワクワク、ドキドキしませんか?

オードリー・ヘップバーン主演ミステリー映画「暗くなるまで待って」(1967年)を思い出しますよね?

(オードリー・ヘップバーンが盲目の人妻に扮し、ヘロイン組織の3人組と戦う映画)

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映画「サイレンス」の評価

ネットフリックス映画「サイレンス」の上映時間は81分。

マディーの家での殺人鬼との攻防というワン・シチュエーション・スリラーですが、最後まで飽きさせません。

マディー役のケイト・シーゲルは透明感のある女優で、この役にピッタリ。

最初は”キレイで可憐なホラー映画のヒロイン”が段々、傷つき、汚れて見てくれが変わってくる段階を楽しむ人も多いですが、筆者はあまり好きではありません。

(ラストまで凜としたホラー・ヒロインがいい。はい、そこ、”そんなやつ、いねーよ”とか言わない!映画なんですから)

そう言った意味では、この映画「サイレンス」は二重丸。(筆者好みということ)

最後まで、”リアルに展開するストーリー”は評価が分かれるところです。

映画「サイレンス」のヒロイン、マディーが”特殊能力”を持っていません。

例えば、射撃の名手。
なぜか、サバイバル能力に長けている。
人の心が読める。
実は格闘技の達人。
とかの能力は、マディーにはありません。

(著名な小説家であるが故に、様々な結末を予想して行動するところは悪くない)

それ故に反撃が地味。(やや、カタルシスに欠けるが、そこがいいのかも…)

殺人鬼の持つボウガンをストーリーに上手く取り入れているところは、”買い”です。

”猫がネズミをいたぶるような殺人鬼の行動”に違和感を覚えない方は、かなり楽しめる映画です。

何はともあれ、一見の価値あり。
ネットフリックスには、時々、拾い物があります。

”今宵も悪夢は世界のどこかで誰かが見る”

(ナイトメア・シンジ)

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大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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