映画『バイバイマン』とダグ・ジョーンズについて語ろう

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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今日、ご紹介するのは、ホラー映画「バイバイマン」です。

ナイトメアシンジ
バイキンマンではないです
この映画「バイバイマン」は多くの伏線を回収せずに終わるホラー・ムービーです。(続編狙い?) 

ですが、この映画、あのジェームズ・ワン(大ヒットシリーズホラー映画「ソウ」や「死霊館」の監督ですな)が、”近年、最もこわくて面白いホラー映画!”と評した映画です。

どう考えても、誉めすぎと筆者は思う

映画「バイバイマン」

2017年公開のアメリカ映画。
日本公開は同年7月8日。
上映時間96分。

映画「バイバイマン」の監督はステイシー・タイトル

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オデッサ エンタテインメント

ヒップ・ホッパーのスヌープ・ドッグ主演のかなり風変わりなゾンビ・バイオレンス映画「ギャング・オブ・ホラー」(2006年)ダニー・トレホ出演

バイバイマンとは?

ナイトメアシンジ
もう一度言います。バイキンマンではないです

ダグ・ジョーンズ演じる、

”考えるな 言うな この名前を知るだけでお前は死ぬ”というなんとも恐ろしい怪人。(史上最強)

ダグ・ジョーンズと言えば、知る人ぞ知る”怪人界の雄”

ナイトメアシンジ
勝手に名づけてすいません

映画「ヘルボーイ」(2004年)のエイブ・セピアンや、映画「パンズ・ラビリンス」(2006年)の羊のような頭部のパンと、手のひらに目玉がついたペイルマン。(最高)

ギレルモ・デル・トロ映画にダグ・ジョーンズあり!

映画「クリムゾン・ピーク」(2015年)の幽霊。そして、アカデミー作品賞を獲得した「シェイプ・オブ・ウォーター」の半漁人などを演じた俳優。

「バイバイマン」出演者をご紹介

バイバイマンと戦う大学生エリオット役にダグラス・スミス


画像出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』

(「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海」(2013年のタイソン役)

エリオットの恋人役で同棲することになるサーシャにクレシダ・ボナス

(ヘンリー王子の元カノ)

エリオットの親友役でルーム・シェアで一緒に住むことになるジョンにルシアン・ラヴィスカウント


画像出典:en.wikipedia.org

(アメリカテレビシリーズ「スクリームクイーンズ」というコメディホラーに出演してます)

霊能力を持ち、事件に巻き込まれてしまうサーシャの友人で女子大生キムにジェナ・カネル


画像出典:imdb.com

(筆者好みの美人。スプラッター・ホラー「Terrifier(恐怖)」(2016年)というエグいスプラッター・ホラーに主演してます。要注目)

連続する不可解な殺人事件を追う刑事に、もはやカルト映画「マトリックス」(1999年)のトリニティことキャリー=アン・モス


画像出典:imdb.com

(映画「バイバイマン続編が出来たら、主人公に違いない)

では、映画「バイバイマン」のあらすじを簡単にシンプルにわかりやすくネタバレなしにご紹介しましょう。

映画「バイバイマン」あらすじ

アメリカのウィスコンシン州。

古い屋敷に3人の大学生、エリオット、サーシャ、ジョンが引っ越してくる。

サーシャの友人キムと軽い気持ちで行った交霊術会で、その名前を知った者、口にした者に死をもたらすという「バイバイマン」を呼び起こしてしまう。

「バイバイマン」に取り憑かれた彼らがその名を告げる度、周囲の人間たちが次々と命を落としていく。

バイバイマン」は次第にエリオットたちを追い詰めていくが…。

映画「バイバイマン」がどうして、残念なホラー映画なのか?(ここからはネタバレあり)

導入部は100点(ワクワク度MAX)

演出家・脚本家・映画評論家・演技講師・リーディング講師・ナイトメアプロダクションCEO の6つの顔を持つナイトメアシンジ
1969年10月20日、ウィスコンシン州マディソン郊外。散弾銃を持った記者が自分が”バイバイマンの名前を告げた人々”を次々に撃ち殺していく。カット割り。被害者を追い、家に入ってゆくロング・ショット

ダグ・ジョーンズ演じる怪人もカッコイイ

演出家・脚本家・映画評論家・演技講師・リーディング講師・ナイトメアプロダクションCEO の6つの顔を持つナイトメアシンジ
指をエリオットに突きつけるシーンは”怪人ファン”には堪りません
ナイトメアシンジ
しかし、この怪人バイバイマンはすべて”他人任せ”自分では直接手は下しません。幻想を利用してお互いを殺し合わせます。(あんなに怖い容姿で地獄の番犬も連れているのに)

謎が謎を呼び、最後は消化不良

度々登場する汽車、ふたつのコイン、壁や外のレンガに残された巨大な爪痕は?ダグ・ジョーンズ演じる怪人バイバイマンは一体何者なのか?

あまりにもわからないことが多すぎ。

ホラー苦手な人もOK

ホラー映画なのに、直接の斬殺シーンはありません。(上手く作っていて素晴らしい演出。) 
演出家・脚本家・映画評論家・演技講師・リーディング講師・ナイトメアプロダクションCEO の6つの顔を持つナイトメアシンジ
人々の思念の中にだけ存在する怪人なので、その存在を消すためには”その名前を知る人を失くしていくしかない”という刹那的モチーフはアイディアとして良い

ですが、
えー、あまりにもわからない事だらけなので調べてみました。

「ムビッチ」映画がもっと面白くなる映画情報サイト(2017年6月7日)から抜粋。

『バイバイマン』は、ロバート・デイモン・シュネックが2005年に発表した<本当にあった怖い話>をまとめた作品集「大統領の吸血鬼:アメリカ合衆国の奇妙だが本当にあった話」(The President’s Vampire: Strange-but-True Tales of the United States of America)の中で掲載した短編「ボディ・アイランドへの橋」(The Bridge to Body Island)を原作としている。映画に合わせて多少脚色されたが、大筋に関しては同じである。

1900年代初期にルイジアナ州の養護施設で育った、盲目の貧しい男がいた。彼が“バイバイマン”である。その男は、幾度となく養護施設から逃亡を図り、ついには介護者の1人をハサミで刺し、半殺しにして逃走。

その後、彼は鉄道でアメリカ各地を巡り、行く先々で殺人を犯す。ある年、3人組がウィジャボード(※降霊術を簡素化した娯楽のために用いる文字版)を通して、偶然“バイバイマン”の生きている魂と連絡をとってしまい、“バイバイマン”を呼び起こしてしまう。

それ以来、“バイバイマン”のことを頭に思い浮かべると、霊的な信号がその人に送られ、その人が標的に。“バイバイマン”に見つかれば殺され、眼球と舌が袋に詰められるという…!?

ということ。

アメリカ人なら、誰もが知っているお話なのかも

謎は解けた。
しかし、物足りなさは依然残る。

キムが轢死し、エリオットは警察に連行されます。
キャリー=アン・モス演じる女性刑事が言います。
「言ってくれたら力になる。話しておけばと後悔するわよ」
「聞かなければと後悔する」と答えるエリオット。
(このシーンでは、エリオットは頑なにバイバイマンの名前を言わない)

ラスト、瀕死の重傷を負い、ただ一人助かるジョンの口元に耳を寄せるキャリー=アン・モス演じる女性刑事。

ダメダメ、聞いちゃ。バイバイマンが来ちゃう!まさにドリフの”志村、後ろ後ろ!”の観客の声

良いところもありながら、筆者には残念な「バイバイマン」

ナイトメアシンジ
何度も言いますけど、バイキンマンじゃないですからね

続編あるなら期待

”今宵も悪夢は世界のどこかで誰かが見る”

(ナイトメア・シンジ)

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大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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