映画『マーダー・ライド・ショー2』はあの宇田丸氏もおすすめホラー映画

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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今日、ご紹介するのは、ホラー映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」です。

映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」は2005年のアメリカ映画。
日本公開は2006年9月30日。
上映時間は108分。
R-15指定。
監督・脚本は前作に続いてロブ・ゾンビ。

この映画「マーダーライド・ショー2デビルズ・リジェクト」については、ヒップホップグループのRHYMESTERの宇田丸氏も絶賛しています。

(宇田丸氏はアイドル評論家や映画評論家としても有名。筆者は宇田丸氏が水曜レギュラーを勤める東京MXテレビ「バラ色ダンディ」をよく拝見しています。トークが軽妙だよね)

宇田丸氏、曰く”「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」のオープニングはこの世で一番カッコイイんじゃないかとさえ思ってます!描かれてるのは最低な光景のはずなのに…”

筆者も同感です。
(前作とは、月とスッポンですな)

映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」は、ロブ・ゾンビが映画監督デビューを果たしたホラー映画「マーダー・ライド・ショー」の続編です。

映画「マーダー・ライド・ショー」についてはこちらを御覧下さい。

映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」ですが、
原題の”The Devil’s Rejects” は「悪魔の拒否」という意味。
ロブ・ゾンビは同名の歌を歌っています。

歌詞の一部をご紹介しませう。
(旧仮名遣いで言ってみました)

Scars of my actions, 証の傷跡があるのに…Watch me running out, オレはキレてるHell doesn’t want them. 地獄は、オレが欲しくないHell doesn’t need them. 地獄はオレがいらないらしいHell doesn’t love them. 地獄はオレを愛していないThe Devil’s Rejects 悪魔が拒否The Devil’s Rejects 悪魔が拒否

(日本語訳は筆者が勝手に”意訳”しました。間違っていたらごめんなさい)

ちなみに「マーダー・ライド・ショー」は日本語タイトル。
前作の原題は、”House of 1000 corpses”(1000の死体がある家)です。

マーダーは殺人、ライド・ショーは遊園地にある乗り物に乗って楽しむアトラクション。
前作の殺人博物館はカートに乗って巡る。
(カートは人の手押しだけど) 

そんな意味を込めて、つけられただろう邦題「マーダー・ライド・ショー」はまあ、悪くありません。
(100点満点73点)

映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」の出演者についてもご紹介するど~。(今度はクレヨンしんちゃん風に言ってみました)

殺人鬼一族ファイアフライ一家は前作に引き続き、シド・ヘイグ、シェリ・ムーン・ゾンビ、カレン・ブラックらが演じています。

ファイアフライ・ファミリーを追う復讐に燃える保安官ジョン・クインシー・ワイデルにウィリアム・フォーサイス。
(アメリカ映画娯楽作品を支えてきた名脇役の一人。1987年ウォルター・ヒル監督の「ダブル・ボーダー」など多数)

保安官の手先となって、殺人鬼一家を追うロンド役はダニー・トレホ。
(アクション映画に欠かせない一人。もちろん2010年主演映画「マチェーテ」を挙げるヒトも多いけど、筆者的には、2001年「スパイキッズ」かな)

殺人鬼一家に襲われるロイ役にジェフリー・ルイス。
(こちらも名脇役。1978年クリント・イーストウッド主演映画「ダーティ・ファイター」でイーストウッドの相棒役が印象的。娘はあのジュリエット・ルイスですぞ。残念なことに2015年4月7日に亡くなった。人のいい役が多かった印象あり)

という何気にシブい配役。
(これだけでプラス10点)

では、映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」のあらすじを概略だけご紹介しましょう。
(ネタバレなし)

映画「マーダー・ライド・ショー」あらすじ

ワイデル保安官率いる警官隊は殺人鬼一家ファイアフライの屋敷を取り囲む。
保安官の降伏の呼びかけに応じない一家に銃弾が雨のごとく襲う。

銃で応戦する一家。
次男ルーファスは撃たれ、マザー・ファイアフライは逮捕。

長男のオーティスと妹のベイビーは辛くも脱出することに成功し、父のキャプテン・スポールディングと合流して逃亡を始める。

ファイアフライ家に兄を殺されたワイデル保安官は復讐のために執念深く彼らの行方を追うが…。

面白そうでしょ?
(そそられました?)

宇田丸氏がワクワクした映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」冒頭シーン
(ここからネタバレあり)

ナイトメアシンジ
テキサスの荒野をバックに、静かにファイアフライ家を重装備で囲む警官隊。ファイアフライ一家は戦いを決意、銃を取る。そして、激しい銃撃戦の幕が切って落とされる…。
(緊張感溢れるファースト・シーン。宇田丸氏同様、筆者も傑作の予感がしました)

映画「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」の凄さ

ファイアフライ家主であるという事実に仰天。前作のラストのやや伏線あり
前作「マーダー・ライド・ショー」では、脇役的色モノ的存在だった殺人博物館のオーナーのキャプテン・スポールディングを主役に昇格させたのは正解。

長男のオーティスも前作では、ただの変な若い男に過ぎなかったのに、キャラクターに厚みが出たのも物語を面白くしている。

復讐に燃える保安官が段々に常軌を逸した行動に出るのもいい。
(違和感がない。相手は異常者。ハムラビ法典の復讐律。”眼には目を、歯に歯を”)

一家に溺愛されるベイビーの残虐さとクライマックスの恐怖に怯える表情の二面性が見ているものをある種のカタルシスに導く展開もグッド。

末っ子タイニー・ファイアフライのクライマックスの登場は最初のシーンで予想がつくのが残念だけど、オチとしては無難なんだろうと思います。ある意味、着地点としては正解。


画像出典:Wikipedia

(タイニー・ファイアフライ役のマシュー・グローリーは2m29cm。足のサイズは47.5cm。2003年ティム・バートン監督の佳作「ビック・フイッシュ」の巨人役で有名。2005年に32歳の若さでこの世を去った。ご冥福をお祈りします)

ラストはアメリカン・ニューシネマを思わせる終わり方ですが、筆者は好きです。
(これもある程度は予想の範囲内ではある)

ホラー映画、バイオレンス映画としてもおすすめ。

あなたもきっと、キャプテン・スポールディングのフィギュアが欲しくなる。

次回は映画「クリープ」をご紹介します。

お楽しみに。

”今宵も悪夢は世界のどこかで誰かが見る”

(ナイトメア・シンジ)

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大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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