『女虐』はスプラッター映画のベストには程遠いけど、好きな人は見ておくべきかも

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ナイトメア・シンジ

大学時代に現劇団の前身「スパースターノイローゼ」旗揚げ。 1989年劇団「営業二課」設立。 1997年松竹シナリオスクール卒業。 フェニックス掌編文学賞入賞。 2009年8月から2017年2月まで中央林間カルチャースタジオ演技講師に就任。 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 演技指導はマンツーマンを基本に行っている。 日本劇作家協会会員。 劇団営業二課主宰。 横須賀まなび館演技講師。

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脚本家・演出家・演技トレーナー・映画評論者のナイトメアシンジです。

今日、ご紹介するのは、映画「女虐」です。
(タイトルは何気に良い。副題は悪魔の悦び NEKED BLOOD。こちらも悪くない)

ベストには程遠いスプラッター邦画映画 「女虐」は1996年2月20日 に公開された日本映画。
(Vシネマです)

2006年10月31日にDVDが発売されているホラー映画です。
(映画公開から遅れること10年。パッケージには、”早送りで御覧下さい”のキャッチ・コピーがあります。えっ?映画、早送りで見ていいの?駄目でしょ?コピーはダサ)

映画「女虐」は本格的スプラッター映画ですので、苦手な方はご遠慮下さい。
(でも、愛禾みさがMAX可愛いので、映画は女優で見るという人にはおすすめかも)

映画「女虐」はところどころに?のシーンがあり、ベスト・ムービーとは言いがたい作品に仕上がっております。

(このへんてこぶりはいや、逆に見どころかもしれない。筆者はラスト、ちょっと笑った)

上映時間は76分。

出典:eiga.com

監督は佐藤寿保。
監督の佐藤寿保は1959年8月15日生まれ。
静岡県静岡市出身。

ピンク映画を主に制作していた獅子プロダクション出身です。
(2009年の日本アカデミー賞で最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞した「おくりびと」の滝田洋二郎は獅子プロ出身)

1985年映画「狂った触覚(劇愛!ロリータ密猟)」で監督デビュー。
(ズームアップ映画祭新人監督賞を受賞)

サトウトシキ、佐野和宏、瀬々敬久とともに”ピンク四天王”の一人と呼ばれました。
義幡寿一名義の作品もあります。

(最新作は2018年6月23日(土)公開の「可愛い悪魔」。こちらも、エロティック・サイコ・サスペンス)

撮影は2017年公開「散歩する侵略者」などの芦沢明子。
(最近はメジャー作品で撮影していますが、筆者的にファーストシーンは今ひとつだぞ。影考えて撮ってください。ラストもあれでいいのか?偉そうに言ってすいません)

主演は阿部サダヲ。
(17歳の高校生を演じています。多少ムリな感じあり。当時は二十代中頃)

そのほかの出演者は愛禾みさ。

出典:ウィキペディア

(筆者のどどどストライクです。映画出演はそれほど多くはありません。演技はお世辞にも上手いとは言えないけど、可愛いので大目にみませう。痘痕もエクボです)

2005年6月28日に34歳で急逝した林由美香も出演しています。
(林由美香は主にピンク映画とAVで1980年代から2000年代にかけて活躍した女優)

では、
ベストには程遠いスプラッター邦画映画 「女虐」のあらすじをざっとご紹介しましょう。

ベストには程遠いスプラッター邦画映画 「女虐」あらすじ

阿部サダヲ演じる高校生呉永治は、脳内麻薬分泌促進剤、痛みから人間を守る究極の鎮痛剤を完成させる。
永治はその薬を「MY SON」と名づけ、効果を試すために、母であり科学者でもある呉由貴の行う避妊の新薬実験を利用して誰にも知らせず被験者3人に投与する。

しかしその薬「MY SON」には副作用があり、被験者の女性達が自傷行為に目覚めてしまう。一人は自分の身体の部分を切り取り、恍惚の表情で食べていく。別の一人は自分の体中に穴を開けて、エクスタシーに酔いしれる。そして、最後の一人は他人を傷つけることで快感を得る…。

映画「女虐」のスプラッター度について

けっこう、オエッてするシーンは多い。

でも、肝心の自傷行為のシーンが早送りしなくても、やや駆け足気味です。
(それでも、充分に気持ち悪い。自分の手をてんぷらにして食べたりするシーンは後世のスプラッター映画に影響を与えた)

ベスト・ムービーでないけれど、印象にのこる映画である「女虐」

気になるのは、残虐シーン以外というこの映画「女虐」。

いくつか挙げてみます。

母親に別れを告げる阿部サダヲ。
次の瞬間、母親の唇に激しいキスを見舞う。
(マザコン?)

人口の抑制こそが人類を守る最後の砦という永治の母。
(今や少子化が問題になっている。時代の流れを感じるシーン)

天才科学者の永治の父親は謎の光を追って海に消える。
(何を追って入水?)

ラスト、オートバイで砂漠を走る一人生き残った女性のシーン。
(荒野に消えていくオートバイを”引き画”で撮っているんだけど、オートバイが滑る。えー、マジ?撮り直せば良かったのに。笑った)

ピンク出身の監督ですが、それほどエロは多くありません。
(サボテン後ろの濡れ場は日本劇場公開時の外国ポルノみたいで滑稽)

被験者と実験をする科学者に内緒で薬を盛るなんて、鬼畜の所業ですが、阿部サダヲが演じると狂気の人物に見えないところがミソ。

?シーンが多くてスプラッタシーンに集中できない。
ベストどころかワーストかも。
へんてこスプラッター映画。

でも、愛禾みさのおかげで最後まで見れる。

「『女虐』はスプラッター映画のベストには程遠いけど、好きな人は見ておくべきかも」を最後まで読んで下さった読者の皆様へ

皆さん、ホラー王子(ナイトメアリュウタ)の兄貴分で脚本家・演出家・演技トレーナー・映画評論者のナイトメアシンジです。

記事を最後まで読んでくれた方にオススメしたい映画がありますのでコチラの記事も併せて読んでみて下さい→→スプラッター映画が好きならオススメの日本映画『鬼畜大宴会』とは?

(ナイトメア・シンジ)

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